VMZINC工場における生産

4段階の生産工程:

亜鉛鉱石は「焙焼」と呼ばれる工程を経て酸化亜鉛となり、次いで「浸出」と呼ばれる工程を経て酸化亜鉛の焼鉱から硫酸亜鉛の水溶液が作り出されます。この溶液から、電解精錬により純度99.995%の純亜鉛が析出され、フランス北部のオービーと南西部のヴィヴィエにあるVMZINC圧延工場へと送られます。


  1. 合金化

    まずはじめに、電解精錬で陰極に付着した純亜鉛を連なる誘導炉にて溶解し、分量を制御しながら銅とチタンを添加して、液状合金を作り出します。

  2. 鋳造

    液状合金は次に連続鋳造機に移送され、厚さ約12ミリ、幅約1メートルの途切れのない厚板に固化されます。鋳造機内の冷却プロセスの調整により、微細かつ均質な粒状構造が形成されます。

  3. 圧延

    3~5回の圧延プロセスにより、厚板は所定の厚みまで圧下されます。この工程の間、必要な力学特性と寸法特性が得られるように、温度、圧延速度、圧縮率が綿密に監視・調整されます。

  4. シートやコイルへの裁断

    最終工程のひとつとして、専用の仕上げラインにのせて、圧延された亜鉛を求められる重量、幅、厚みのシートやコイルに裁断します。

 

成形加工

上記の工程で製造されたシートやコイルは、そのまま屋根工事の現場や工場で使用されます。またシートやコイルは、VMZINC加工製品(成型屋根材や外壁材、仕舞や防水用パーツ、雨どい部品など)の製作や、提携企業による成形加工の用にも供されます。