通気について

ジンクの優れた耐久性は、表面に自然形成される保護層(パティナ)によるものです。このパティナの形成のために、裏面にも通気を確保することが大切です。空気の流れは、パティナの生成に必要な二酸化炭素を供給し、結露を防止し、浸入水を蒸発させ、湿気がこもるのを防ぎます。


屋根の通気

ジンク屋根材の裏面通気のために、必ず通気層を確保してください。

通気層高が十分に(40ミリほど)確保できる場合には、軒と棟に空気の出入り口を設けるだけで十分な通気が行えます。軒から棟までが12メートルを超える場合には、さらに大きな(60ミリほどの)隙間が必要になります。

通気層高が十分に確保できない場合は、屋根の上端下端だけに頼らず、雨仕舞に配慮した上で、ジョイント部分を利用した通気を工夫することが必要となります。
 

外壁の通気

屋根の場合と同様、ジンクの裏面が呼吸できるように裏面通気層を確保することが必要です。

上下端のみで空気の出入り口を設ける場合、必要な通気層厚は屋根の場合より狭い20ミリほどです。ジョイント部分から空気を取り入れることで、隙間をもっと狭く押さえることも可能ですが、縦ジョイントの毛細現象による雨水浸入、暴雨の跳ね返りの横ジョイントからの浸入にご注意ください。

いずれの場合でも、湿気が上部に逃げ出せ、浸入した雨が下に抜け落ちられる仕様とすることは絶対条件です。

 

「プラス」シリーズ製品

通気層が十分に確保できない場合には、裏面コーティングを施した「プラス」シリーズ製品をご使用ください。60ミクロンもの厚みのしっかりとした裏面コーティングが施されているジンクは、VMZINC のプラス製品だけです。

  • QUARTZ-ZINC プラス
  • ANTHRA-ZINC プラス
  • PIGMENTO プラス