ジンクはリサイクル可能

ジンクは100%リサイクルが可能な素材です。欧州では、実に95%もの使用済みジンクがリサイクルされています。ジンクリサイクルが成功している要因は、非常にうまく組織化されたリサイクル用市場の存在です。


容易な解体

ジンクの建材はその役目が終わると、昔から屋根職人や配管工の手によって回収されてきました。使用済みジンクは主に簡単な改修工事、例えば雨どいの交換や屋根の葺き替えから、また頻度はそれより低いですが古い建物の取り壊し現場から回収されます。西ヨーロッパで建材として使われているジンクの量を考えると、リサイクル市場への供給量は毎年10万トン以上と見積もられ、主にフランス、ドイツ、ベネルックス三国に集中しています。ヨーロッパでは、この類の廃材は買い取り価格が高く、用途が広くて需要が安定しているので、短くともこの先10年、またはそれより長期に渡って、年間のリサイクル市場への供給量は現在のレベルを維持すると予想されます。



有利な価格

ロンドン金属取引所(LME)の純亜鉛インゴットの相場に比べ、ジンク廃材は断然低価格です。



使用済みジンク製品の主な利用者は、ヨーロッパの亜鉛二次精錬所、真鍮製造業者、酸化亜鉛製造業者です。使用済み亜鉛は100%リサイクル可能であり、現在のところ実際の回収率は少なく見積もって95%です。